あらかじめ方向性を決めておくことの大切さを知ろう!
サイト制作において大切な項目は色々ありますが、サイトの方向性を明確にしておくという点は非常に重要です。企業そのものを知って欲しい、提供する商品やサービスの良さを知ってもらいたいなど、サイトの方向性はいくつもあります。その方向性を決めておくということは、各部署が何をすればよいかを明確にするために必要といえます。方向性が決まっていないと、部署ごとにテーマがバラバラになってしまう可能性があり、まとまりのないサイトになってしまいかねません。
また、方向性が決まっていないと、立ち上げ当初に考えていたサイトとは別のものが出来上がってしまいかねないという問題もあります。デザインやコンテンツを決めていくうえで話がそれていき、気が付いたら何を伝えたいか分からないサイトになってしまうことも少なくありません。
具体的にどう決めればよいのか?
では、サイト制作の方向性はどう決めればよいのでしょうか。まずは、ターゲットを明確にすることから始めます。自分たちの企業を知らない人、年齢層や性別、趣味趣向などの属性から絞っていきます。ターゲットの属性を決めたら、そのターゲットがどんな情報を求めているかリサーチします。その情報を基にデザインやコンテンツづくりをしていきますので、アンケートづくりも丁寧に行いましょう。その際、メインターゲット層だけでなく、サブターゲット層も設定しておいて意見を聞くようにするとサイトに厚みができます。
そこから得られたデータなどを基に、社内ミーティングやサイト制作会社とのヒアリングを通じ、最終的なサイトの方向性を決定します。ポイントは社内での大まかな決定で動き出すのではなく、プロの意見を聞いてから動くようにすることです。
コーポレートサイト制作は、サイトの規模によってはコストや時間が掛かりますが、常連の顧客やネットユーザーに事業をアピールするうえで効果的な取り組みの一つとなっています。